僕は見ざる聞かざる言わざるは逃げだと思っていた。
現実から目を逸らして何も解決しない。
時には必要かもしれないが、基本避けるべき選択だと。
でも、大人になってから突如露見した悪夢から逃げるには、それが最善らしい。
中高では、恋愛やメイク、ファッションなんかより、勉強や部活に励むのが優秀で正しいことだと思っていた。
どうやら若いうちから自分に似合うメイクやファッションを研究して、自分がどういう印象を与えるか意識して演出できたり、人間関係でうまくやってく術を身に付けておいた方が社会に出てから適合できたり、評価されやすいらしい。
見た目や雰囲気の印象で、周りからの扱いや評価は変わるし、想像以上に人は感情で物事を判断する。
若いうちにまともに恋愛しなかった人は歳を取ってから取り戻そうとしがちで、大半は悲惨なことになるらしい。
年齢とともに価値観や願望、欲しいものは変わっていく。
その時々にその願望をきちんと満たしていかないと、人生はどんどん色を失っていく。
軽視していた生き方が、調べれば調べるほど合理的でコスパ良く思えてくる。
それでも、真面目で勤勉なようでいて実はコスパ最悪な努力をしてきた人間にも、まだまだやりようはあるんだと思う。
20代で努力しなかった人はその後も努力ができなくなるらしい。
見た目はプロに診断してもらって教わればショートカットが可能だし、メンタルコーチとかも普及してきているようだし。
メイクもファッションも人間関係も、ノウハウとか情報はいくらでもある。
実際に試して改善していく必要はあるし、情報で溢れかえっているのも大変ではあるけれど、遅れを取り戻すにはかなり恵まれた環境なんじゃないかと思う。